いよいよ始まりました。
「たった1枚×10分」
これは救急外来で使えることを前提に作り上げました。
このシートは遺言でもなければ、エンディングノートでもありません。
「いま、この瞬間、目の前で起きている課題」に対して「誰がどう感じているのか」を書き込むことで「可視化」し「共有」することで問題解決へと導く「ツール」なのです。
ですが、これさえ書けば良いと言うものではありません。
この1枚の紙を中心にみんなが集い、語り合ってほしいのです。
一番時間が制限されるのが(私の経験上では)救急の現場です。
看護学生時代、救急の現場で何度もみてきました。
看護師となってからも、もちろん。
時間に追われ、混乱している状況の中で決めた答えに、後々込み上げる感情の数々。
私も時には誘導尋問のような説明をしてきただけに、後々込み上げる感情に申し訳ない気持ちになることもありました。
厚生労働省が推奨するACP・人生会議にはあり方や進め方、考え方はまとめられていますが、そのやり方の具体例はいまひとつ分かりにくいです。かといって、これをやっておけば良いと言うものはなく、また、たぶんそんなものはなくて良いとさえ思っています。
私は、形式だけではないACP・人生を大切にしたい。そう、強く思っています。
では、形式だけではないACP・人生会議に必要なもの、それはなんだろう?と考えたときに「対話」や「共有」という言葉が出てきました。それは「あなたはどうしたいの?」「どうしたいと思う?」という、看護師・丸山が口癖のように言っていた言葉からくるものでした。
形式だけではないACP・人生会議とはナラティブを語ること、とおっしゃるかたもおりました。
このシートはたった1枚、そして10分あれば書ききれるサイズになっています。今回はノーマルタイプをクラウドファンディングを通じて、みんなで作り上げたいと思っています。
看取りのせいで心を病まない世の中にしたい。
応援、ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
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