ACP(advanced care planning・ｱﾄﾞﾊﾞﾝｽﾄﾞｹｱﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞ)
通称 人生会議。なんのことだかご存知でしたか？

この本のなかでは｢バースプランがあるのならエンディングプランがあってもいいじゃないか？｣と問題提起をしました。ここら辺の裏話はまた、どこかで書けたらいいなぁと思っています。
さて、ACP・人生会議ですが。
最近、お産の経験があるかたやその周囲のかたならバースプラン、
最近、介護の経験があるかたやその周囲のかたなら担当者会議、
なんかが似ているかもしれません。もしかしたら経営会議とかも？
簡単に言うと｢どうしていきたいのか、どうやっていきたいか？｣
もともとの日本におけるACPとは、看取りを専門とする場所がメインに行ってきたもので｢残り少ない人生をどう生きたいのか、どう旅立っていきたいのか、どう支えていくのかを検討・共有すること｣です。
そこへ昨今の孤独死や終活ブームも手伝い、また国側の意向(今回は説明を省略しますが)もあり、厚生労働省が愛称を国民から募集し、人生会議と名付けられました。
今後、ACP・人生会議の概念は変わっていくことと推測され、今まで看取りに懸命に取り組んできた人たちは既に危機感を感じています。死神ナースもまた、その一人です。
今、ACP・人生会議・事前指示について、様々なところでセミナーが開催されています。その多くは今までの概念や考え方実体験に基づいて行われているものと推測しますし、そうであって欲しいと願っています。もし、気になるのなら、ぜひ今のうちに学んでおいていただきたいと思っています。
考えてみませんか？
あなたの人生、そして、あなたの大切な人の人生を。
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