私は変化に対応できない側の人間かもしれない。


お久しぶりです。
TwitterやFacebookは時々更新していますが、
ここは2020年初めての記事になるんですね。
さっき、気が付きました。

さて。コロナ禍、いかがお過ごしですか?

セミナーやイベント出店がことごとく中止となり、
なかなかお会いできる機会もなく、とてもさみしいですし、力不足を痛感しています。

最近「場の提供」という「価値」が危ぶまれていると感じています。

例えばテイクアウト。
私は「食事」というものにあまりこだわりがなく、
放っておくと数日、まともな食事をとらないこともあるほどです。
飲むヨーグルトやゼリー飲料、ドリンク剤、からあげくん、チョコレート。
しかも、運転しながら、こうやって記事を書きながら飲み込むだけ。
そんな私にとってテイクアウトはあまり価値がないサービスの1つです。

いくつかのなじみのお店のテイクアウトを利用しましたが、
味こそ「あー、これこれ」と思えど、何の感動もない。
冷たい料理は冷たいお皿に乗って、
温かい料理は温かいお皿に乗ってくる。だったり、
そのお店の雰囲気や空気感、マスターの選ぶ音・BGM、
そこに集うお客たちの質や話し声も含めて、
そのお料理のお値段だったんだろうな、なんて思ったりします。

あとはオンラインレッスン。

私もオンライン講座に切り替えるべきなのでしょうが、
残念ながら空気感がないとうまく進めていけません。

そして、きっと私を必要としてくださっているかたの中には
ネットリテラシーがない方も多いのではないでしょうか?

オンラインレッスンは場所こそ選びませんが
場を選ぶと思っています。

たとえば、我が家の場合。
空手の稽古がオンラインになりました。

どこでも動画を見ながら稽古をしてください!!

そういって始まったオンラインレッスン。

でも、動画を見てこれは無理だと思いました。

我が家は集合住宅。
先生の自宅のように広い庭もなければ型の練習をするスペースもありません。
そして何より騒音と振動。
「えぃ!」という気合の声なんて絶対に出せないし、
力強く1歩を踏み出すなんてもってのほか。
公園には自粛警官がいるし、そもそも駐車場が閉鎖で入れもしない。
動画を見るだけで精いっぱいでしたが、
モチベーションがた落ちの今はすでに2本もたまっている状況。
次の審査会までは籍を残すつもりですが、「稽古場」という
「場の提供」が受けられないのなら続ける意味を見出せずにいます。
トレーニングや型の練習なら場所さえあれば本やネットやDVDで十分ですから。

さて、本題。
私は変化に対応できない側の人間かもしれない。

そう考えると私のような業態の場合
やはりアフターコロナでは淘汰されてしまうのかもしれません。

今、こうやってすべてが止まってしまっている中で
「私にできることは何だろう?」
どうしたら「ともにいられるのだろう?」と考えています。

IT×医療・人のM3さんが運営するCaNoWの動画やレポートを見つつ、
「IT×私×あなた」と「リアル」を、どうやったら実現できるのか・・・。

ウィズコロナのいま、可能性とリスクを排除することなく向き合って、
すり合わせていけたらと思っています。

たぶん時間がかかります。
「おっせーよ」っていうくらい。

でもネット社会だけがすべてではないと思うので、
ネットがない社会にいる方々も取りこぼすわけにはいかないので、
たとえ時間がかかっても、忘れられちゃうくらい時間がかかっても、
大切にしたいものをないがしろにしなくて済むように
丁寧に構築できたらと思っています。

IT×医療・人のM3さんが運営するCaNoW ♯12
30年ぶりに下呂温泉に行きたいhttps://canow.com/2020/04/30/wish012/

第9号「死んだらどうなる?」
ライフスタイル提案マガジン ひとりとひとりhttps://hitori-to-hitori.com/





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